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会長挨拶

[最終更新日]
2008年6月24日

会長

 この度、日本心血管インターベンション学会第20回東海北陸地方会・地方会主催ビデオライブデモンストレーションを平成20年11月14日(金)、15日(土)静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」にて開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。

 昨今、人口の高齢化やライフスタイルの欧米化に伴い心疾患の患者さんが次第に増加し、死亡原因はガンに続く第2位となっております。
 我々が従事しているインターベンション治療においては、時代と共に POBA から STENT、それから DES の時代へと目まぐるしく進歩し、多くの New Device を使用して安全かつスピーディーに治療できるようになりました。また最近では、心臓のみならず腎動脈や下肢動脈などの末梢血管に対しても積極的に治療するようになりました。検査においては、画像診断も大きな発展を遂げ、MDCT を多くの施設が導入し患者さんの負担が大幅に軽減できました。
 また心臓外科においては、OFF-PUMP CABG などの低侵襲治療が急速に普及し、患者さんの早期社会復帰が可能となりました。

 しかしながら冠動脈疾患の治療においてすべての問題が解消されたわけではありません。
 心疾患の患者さんにおいて予防・検査・治療・リハビリまで包括的にマネージメントが必要で、また急性疾患が多く敏速な診断と治療が不可欠です。そのためには内科医と外科医がお互いに融合し、チームとなって治療に取り組み、患者さんの生命予後を改善することが重要と考えます。

 上記のことを踏まえて、今学会のテーマに「外科とのコンビネーション治療」を掲げました。循環器内科と心臓外科がコンビネーションで治療されている順天堂大学 循環器内科教授 代田浩之先生と日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院 心臓血管外科部長 高梨秀一郎先生を招聘し、「内科と外科の融合」をテーマにシンポジウムを予定しております。パネルディスカッションでは、各病院で現在取り組まれている工夫をご発表頂きます。一般講演におきましても、先生方およびコメディカルの方々が日々取り組んでおられる成果をこの場で積極的に発表して頂ければと思います。

 会場は東静岡駅に隣接した場所にあり、富士山も一望できます。ぜひ多くの会員、コメディカル、そして関係者の方々のご参加をお願い申し上げます。

2008年6月吉日
日本心血管インターベンション学会
第20回東海北陸地方会
会長:諏訪 哲(順天堂大学医学部附属静岡病院 循環器科)